「飲み放題奢ったんに、なんでおこられるん？」

ブーナーが、ぶつぶつそんな事を繰り返しながら、
２軒目を探すことに。

この時点で、UGさんが帰宅し、




総勢８名での、俗に言うオフ会ってことだな。




とりあえず、駅の方向かってみるかって話になったわけ。















-23時　歌舞伎町にて-



「どこいくかー」

「腹いっぺぇだし、食いものはいらねぇーなぁ」

















「もうどっか入ろうぜ」

30分も店探しってんだから、みんながブツブツぼやき出した。



そのタイミングで、

















「もうお食事はお済みでしょう。飲むだけなら2000円でどうですか？」


マー君が、待ってましたとばかりに、

「これどう？いいんじゃないの？ねぇ、ねぇ？」



まぁ、みんなもうどこでもいいから、って思っていたこともあり、

じゃぁ行こうかって話にね。

















「それじゃぁ、前金で2000円頂きます、お店ですぐ返金しますので」



全員で、





















「んじゃブーナー宜しく」






















「え？俺5000円札しかないで」
（ブーナーの残金6000円＋SUICA）



全員で、




















「じゃぁ5000円札で」


















誰もが店なかったらおもしれぇなぁって思ってたはず。















残念ながら、店はあったわけで、





「なんか汗臭くない？」

「いや、足だよ足」

「このビール甘くない？」

「この酒、お父さんの日曜日の味がするんだけど」

「このマリネ、ミタラシ団子のタレかかってるわよ」

「で、俺の茄子の一本漬は？」

「間違えて、ほうれん草の胡麻和えきたわよぅ」




















この間、30分弱




















「ラストオーダーですけど、ご注文ありますか？」



















「え？」



















だって、まだ料理そろってねぇし、店に入って30分な訳よ。






















「まぁいいべよ、来てない分は引いてもらおうぜ」

「んだな、飯不味いし仕切りなおそうか」



























「ポテトお持ちしましたー」

「先ほどのラストオーダーのお時間間違えてました」


















「要らんっていったやん」





















「ポテト揚げるのに15分ってどういうこっちゃねぇ」

「はぁ、すません・・・」

「要らんけぇ、会計から引いてくれって言っちゃろうが」

「でも、作ってしまいましたので・・・」
















「今頃もってきても、もう帰りますやん」

「作ってしまいましたので・・・」

「要らんから引いてくれって」

「そういう訳には・・・」

「何で今頃もってくるん？」

「それは他のお客様との兼ね合いもあり・・・」

















この間、この２人はケタケタ笑っていた。

「420円だろｗ？もういいだろｗ」

「面白いからみてようぜｗｗ」
















ポテト代払うんで、
























「この店ブログにのっけていいすか？」





























勝手にしてくれｗｗｗｗｗｗ

（今更、このセリフを言わせたのが俺だとは言えず・・・）




















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「もう、帰ろうぜ」

「申し訳ありません・・・」
















「ｱﾝﾀたち、しろたん震えてるわよぅ」

















シェンママとブーナーが店員と一悶着している間、

可愛らしいしろたんはずっと震えていた。




















帰る間際、ケタケタ笑っていたこの男が、

店員が、「それは他のお客様との兼ね合いもあり・・・」との発言に対し、



























「他の客は知らんわｗｗｗｗ」


















「これ気持ちいいわｗｗｗ」




















もう一回、

























「他の客は知らんわｗｗｗｗ」